受付時間 | 9時~17時 |
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定休日 | 土日祝日 |
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国内の大手建設系企業(以下、B社)は、こうした課題を抱えていました。
株式会社キャリアリーダーシップラボでは、この課題に対し、B社の中堅世代社員(入社3〜15年目の非管理職)を対象としたキャリアデザイン研修を設計・実施しました。本記事では、経営戦略の転換を機に「主体的なキャリア形成支援」を強化するという切り口で研修を設計した経緯と、40名クラス・世代別編成・4ステップの自己理解ワークという具体的なプログラム設計、そして初年度5クラスから3年目15クラスへと拡大してきた経緯までを、実施担当の森田の解説をもとにご紹介します。
企業の持続的な成長には、自律的に考え行動できる人材の存在が欠かせません。キャリアリーダーシップラボでは、京都を拠点に、全国の企業へ向けて組織の課題に合わせたキャリアデザイン研修を提供しています。
研修内容を企業ごとに調整できる柔軟な対応を特徴とし、管理職研修やリーダーシップ強化、ビジネススキル向上など幅広いテーマに対応しています。対面研修に加え、オンラインやハイブリッド形式での実施も承ります。
ご相談の際には研修の目的や課題を整理したうえで、カリキュラムと実施プロセスをご提案します。研修に関するご質問やご相談がありましたら、お気軽にお問い合わせください。
B社がキャリアデザイン研修の拡充に動いた直接のきっかけは、企業成長に向けた新たな戦略ドメインの構築でした。
背景には、大きく2つの流れがあります。
・事業ポートフォリオの転換 ─ 新しい戦略ドメインへの参入に伴い、これまで培ってきた人材の経験・強みを、未経験の分野でどう生かすかが経営課題として浮上している。
・社員のキャリア観の変化 ─ 会社が用意したキャリアパスを歩む時代から、社員自身が主体的に自分の強みやWillを言語化し、キャリアを選び取っていく時代への移行。
その結果、B社は「これまで経験してきた分野だけでなく、新たな分野にもチャレンジする人材を創出する」という意思決定を行いました。
しかし、経験したことのない分野への挑戦を社員に求めても、本人が自分の経験・強み・価値観を言語化できていなければ、一歩を踏み出すことはできません。そこで白羽の矢が立ったのが、キャリアデザイン研修の設計強化でした。
B社と当社のお付き合いは、今回が初めてではありません。既存のクライアントとして継続的にお付き合いをいただく中で、今回は経営戦略の転換に合わせて、キャリアデザイン研修の対象と規模を拡大したいというご依頼でした。
拡大の背景にあるのは、これまでの研修実績です。受講者満足度が高く、受講者の行動変容にもつながったことから、対象受講者が年々増加。初年度5クラスからスタートし、2年目に10クラス、3年目には15クラスへと拡大し、現在では中堅世代社員の大部分が受講する研修へと成長しています。
「単発の研修で終わらせず、継続的に受講対象を広げていただけているのは、研修そのものの効果を実感していただけている一番の証だと思っています」── 森田
研修プログラムの設計 ─40名・世代別クラスで「自己理解」を4ステップで深める
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 対象者 | B社の非管理職社員(入社3年目〜15年目の中堅世代) |
| 受講者数 | 3年間で累計30クラス・約1,200名(初年度5クラス、2年目10クラス、3年目15クラス) |
| 1クラスあたり受講者数 | 約40名 |
| 実施時間 | 13:00~17:30 (4時間30分) |
| 担当講師 | 当社:3名体制 |
| 実施形式 | オンライン形式 |
今回の研修の最大のテーマは、仕事を通じた自己の「ありたい姿」(大切にしている価値観)と「なりたい姿」(伸ばしたい強み・行動)の言語化です。自分らしさ(アイデンティティ)と、変化に適応する力(アダプタビリティ)を重ね合わせることが、研修全体を貫くポイントになっています。
新しい分野への挑戦を社員に求めても、B社では、
・自分の経験・価値観・強みが、言語化されないまま埋もれている
・期待されている役割を「自分ごと」として捉えきれていない
・「やりたいこと」が曖昧なまま、新分野への挑戦だけを求められてしまう
といった課題が顕在化していました。
そこで今回の研修では、社員一人ひとりが自分のキャリアを主体的に描けるようになることを目指しました。
自己理解を支える「4つの視点」を軸に据える
研修のキーメッセージとして、受講者が順を追って言語化していく4つの視点を明示しています。
これらは単なる自己分析のテクニックではなく、社員が新しい分野に踏み出すための土台をつくる前提条件です。
ワークショップは4ステップの自己理解プロセスで構成
研修内のワークは、次の4ステップで一貫した流れになるよう設計されています。
過去(経験・価値観)→現在(期待役割)→強み(伸長計画)→未来(Will)と、時間軸に沿って自己理解を段階的に深めていく設計により、研修の最後には「新しい分野に自分がどう関わっていけるか」を、受講者自身の言葉で語れる状態をつくることを狙っています。
| ステップ | 内容 | ねらい | |
|---|---|---|---|
| STEP1 | キャリアチャートによる自己棚卸し | 経験と価値観を言語化し、「ありたい姿」の土台をつくる | |
| STEP2 | 期待役割の再確認とコミットメント | 求められている役割を、前向きな「自分ごと」として捉え直す | |
| STEP3 | 強みの明確化と伸長計画 | 「なりたい姿」に向けて、伸ばすべき強みと具体的な方法・行動を設計する | |
| STEP4 | Willの言語化と深化 | やりたいことを、「なぜ」「どうやりたいか」まで掘り下げる |
受講規模の拡大と「世代別クラス編成」の設計判断
初年度5クラスから3年目には15クラスへと、B社のキャリアデザイン研修は規模を拡大してきました。その中で一貫しているのが、1クラス40名・世代の近い社員でクラスを構成するという設計です。
「同じような年次・世代でクラスを組むことで、キャリアに対する悩みや迷いに共通点が多くなり、率直に話しやすい空気ができます。世代が離れすぎると、キャリアの捉え方の前提がそもそもズレてしまうので」── 森田
オンライン実施かつ自己理解ワーク中心の構成のため、受講者一人ひとりの言語化を丁寧に引き出せるよう、当社側は3名の講師体制でクラスを担当しています。
実施後のフィードバック ── アンケート・チャット分析から
フォローアップ提言まで
研修の価値は、当日の研修時間だけで決まるわけではありません。B社のケースでは、研修終了後、受講者アンケートの回答とチャットコメントを分析し、受講者全体の気づき・学びの傾向を整理した上で、今後のフォローアップに関する提言までを含めたレポートとして納品しています。
研修内で言語化された「ありたい姿」「なりたい姿」を、研修後の職場でどう本人・上長がフォローしていくかまで見据えた提言を添えることで、単発のワークで終わらせない設計にしています。
この事例から見えること ─キャリアデザイン研修に
求められている3つの変化
今回のB社事例を、他社のキャリア研修の取り組みと並べて見ると、経営環境の変化に伴い、キャリアデザイン研修にも3つの変化が同時に起きていることが見えてきます。
| 変化の軸 | 従来の研修 | 現在(A社事例での対応) | |
|---|---|---|---|
| 研修の位置づけ | 決まった年次で実施する定例研修 | 企業の戦略実現に資するキャリア研修 | |
| キャリアの主体 | 会社主導のキャリア形成 | 社員の主体的なキャリア形成を支援 | |
| 会社と社員の関係 | 一方通行の人材育成 | 共に成長し合うパートナーシップ |
特に最後の「パートナーシップ」への転換は重要な視点です。会社が敷いたキャリアパスに社員を乗せるのではなく、研修を通じて個人も会社も共に成長し、一緒に良くなっていく関係であることを明確にする──これが、戦略実現とキャリア自律を両立させる鍵になる、というのが当社の考えです。
・大手建設系企業B社の中堅世代社員(入社3〜15年目)に対し、キャリアデザイン研修を40名クラス・オンラインで実施。3年間で累計30クラス、約1,200名が受講。
・新戦略ドメインへの人材シフトという経営課題を捉え、「ありたい姿・なりたい姿の言語化」をテーマに研修を設計。
・4ステップ(棚卸し→期待役割→強み→Will)で、過去から未来へと自己理解を段階的に深める構成。
・世代の近い社員でクラスを編成し、3名講師体制でオンラインでも丁寧な言語化を支援。
・納品はアンケート・チャット分析にもとづくフォローアップ提言レポートとしており、研修後の定着まで見据えた設計を実施。
森田(株式会社キャリアリーダーシップラボ 代表取締役) 長年、大手企業を中心に評価者研修・キャリアデザイン研修・マネジメントコーチングを提供。特に大手通信グループ企業・大手ハウスメーカー企業・大手建設系企業など、毎年継続的に依頼を受けるクライアントを複数抱え、大規模研修も講師陣とともに設計・実施してきた実績を持つ。
効果的なキャリアデザイン研修内容を設計するためのポイントは、受講後の行動変容をしっかりと見据えた仕組み作りにあります。研修を一度きりのイベントで終わらせないために、企業の経営戦略と個人のキャリアビジョンを深く連動させるプログラム構成が欠かせません。具体的には、研修前の課題設定や受講後のフォローアップを組み合わせることで、学んだ内容が日々の業務へ定着しやすくなります。
キャリアリーダーシップラボでは、それぞれの企業様が直面している課題・目的に合わせてカリキュラムを柔軟にカスタマイズいたします。事前の丁寧なヒアリングを通じて、従業員の皆様が主体性を持って未来を描ける魅力的な研修をサポートいたします。
A.自己分析を通じて自身の強みや価値観を言語化するワーク、年代別の課題に応じたキャリアビジョンの策定、具体的な行動計画(アクションプラン)の作成などが中心です。
A.終身雇用制度の変容によるキャリア自律の必要性や、人的資本経営への注目、労働力不足を背景とした離職防止(リテンション向上)が主な要因です。従業員の成長意欲を組織の成果につなげる戦略的な教育として導入されています。
A.従業員の内発的な動機付けが促され、エンゲージメントの向上や生産性の改善が期待できます。また、経営戦略と個人のキャリアの方向性が統合し、組織全体のレジリエンス(適応力)が高まります。
A.若手社員から管理職、50代のベテラン層まで、すべての階層を対象に実施できます。ただし、キャリアステージによって直面する課題が異なるため、階層別に内容を設計することが重要です。若手には主体性の発揮と将来ビジョンの構築、中堅・管理職には専門性の深化と役割の再認識、50代には役職定年後の貢献スタイルの再定義といった、それぞれの課題に応じたプログラムをご提案します。
A.キャリアコンサルティングは、個人の状況や悩みに個別対応する1on1の面談形式です。一方、キャリアデザイン研修は複数の社員が同時に受講するグループ形式で、自己理解やキャリアビジョンの策定を体系的に進めます。研修で自己理解と方向性を固め、その後の個別面談でさらに深掘りするという組み合わせが、最も効果的なアプローチです。弊社では両方のサービスをご提供していますので、ご要望に応じて組み合わせることも可能です。
A.抵抗感の多くは「また会社からやらされる研修だ」という受動的なイメージに起因します。研修の冒頭で「会社のためではなく、あなた自身の将来のための時間」であることを丁寧に伝えること、そして心理的安全性の高い場をつくることが有効です。弊社の研修では、受講者が自分の言葉でキャリアを語れる対話型のワークを重視しており、「受けてよかった」という感想を多くいただいています。
A.離職の主要因の一つは、「この会社で働き続ける意味・将来が見えない」という閉塞感です。キャリアデザイン研修を通じて、社員が自社でのキャリアビジョンを自ら描けるようになると、仕事への意味づけが深まり、組織へのエンゲージメントが高まります。特に入社3〜5年目の中堅若手層や、役割が変わる転換期の社員に対して早期に実施することが、離職防止に高い効果をもたらします。
A.1回完結型(半日〜1日)でも一定の気づきは得られますが、行動変容を定着させるには複数回に分けた設計が理想です。例えば「自己理解→キャリアビジョンの策定→アクションプランの実行→振り返り」を数週間〜数ヶ月かけて行うことで、研修が日常業務と結びつき、より深い変化を生みます。貴社の研修予算やスケジュールに合わせて、最適な実施回数・期間をご提案します。
| 名称 | 株式会社キャリアリーダーシップラボ |
|---|---|
| 代表者 | 代表取締役 森田 祐司(もりたゆうじ) 中小企業診断士/2級キャリアコンサルティング技能士 |
| オフィス | 〒600-8099 京都府京都市下京区仏光寺通烏丸東入上柳町331 タカノハスクエア4F |
| お問合せメール | y.morita@careerleadership.jp |
| 代表番号 | 050-1809-0258 |
| 主なサービス | 人材開発、キャリア開発、組織開発に関するコンサルティング、企業研修 |
| URL | https://careerleadership.jp/ |
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