ロジカルモードとナラティブモード

人の学び方にはロジカルモードとナラティブモードの二つの方法があります。

正解を探す、合理的な答えを導く際にはロジカルモードで考えます。

一方、正解を導くのではなく、多様な中から答えを紡ぎ出す場合、ナラティブモードが有効です。

ナラティブというと物語という意味ですが、ナラティブは語り手がその物語を変化させながら紡いでいくものです。

キャリアデザインを考える際、より自身が何者かを理解する場合、幼少期から現在に至る自身の性格、象徴する出来事を振り返り自分はどんな人間で何に興味、能力、価値観を持ち共通するテーマは何かという自身の中にある物語や軸となるものを発見していくことが出来ます。

働き方のパラダイムシフトが起きている

働く上での文脈が変化しています。 ワークフォーライフは無限定職務、妥協と忍耐等どこか労働は苦しみであるかのようなイメージにも取れます。 これからのワークアズライフという考え方では、生活と仕事が一体化し、生き方と働き方を同時にデザインしていくことになると考えます。
 

キャリアオーナーシップの時代
キャリア環境の変化に合わせて個人主導でキャリアを考え行動する必要があります。会社と個人の関係性は変化し会社は求める役割や成果を明確にし、その期待役割に個人が応えるため対等な立場で共に個人と会社のwin-winを目指すということに変化をしてきます。

キャリアの定義・考え方とは?

キャリアとは厚労者や文科省等で定義をしています。

厚労省では
「過去から将来の長期にわたる職務経験や
          これに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すもの」

文科省では
「人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で自らの役割の価値や
     自分と役割との関係を見出して行く連なりや積み重ね」
と定義されています。

キャリアを簡単に表現すると二つのことが言えると思います。

一つは進学・就職・転職等の結果や出来事だけを指すのではなく、働くことに関わる継続的なプロセスである。もう一つは、仕事だけを指すのではなく、生き方や生きること全体を指すということです。

また、キャリアにおいて、外的キャリアと内的キャリアという考え方を用いることが多くあります。

外的キャリアとは、学歴、職歴、職位や報酬等目に見えるものとして得たものを指します。これらはご自身で見えているのは当然ですが、他人からも見ることが出来ます。

内的キャリアとは、仕事観、やりがい、仕事をどう意味づけるか、興味や価値観などご自身の心の中に存在するものであり、周りに開示をしなければ他人から見ることは出来ません。

職位や報酬等アップダウンするようなものではなく内的キャリアは変化しても、上下したりするものではありません。

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