キャリアの定義・考え方とは?
キャリアとは厚労者や文科省等で定義をしています。
厚労省では
「過去から将来の長期にわたる職務経験や
これに伴う計画的な能力開発の連鎖を指すもの」
文科省では
「人が生涯の中で様々な役割を果たす過程で自らの役割の価値や
自分と役割との関係を見出して行く連なりや積み重ね」と定義されています。
キャリアを簡単に表現すると二つのことが言えると思います。
一つは進学・就職・転職等の結果や出来事だけを指すのではなく、働くことに関わる継続的なプロセスである。もう一つは、仕事だけを指すのではなく、生き方や生きること全体を指すということです。
また、キャリアにおいて、外的キャリアと内的キャリアという考え方を用いることが多くあります。
外的キャリアとは、学歴、職歴、職位や報酬等目に見えるものとして得たものを指します。これらはご自身で見えているのは当然ですが、他人からも見ることが出来ます。
内的キャリアとは、仕事観、やりがい、仕事をどう意味づけるか、興味や価値観などご自身の心の中に存在するものであり、周りに開示をしなければ他人から見ることは出来ません。
職位や報酬等アップダウンするようなものではなく内的キャリアは変化しても、上下したりするものではありません。