経営理念・クレド・行動の指針の活用

1.経営理念、クレド、行動指針の定義

・経営理念:企業が社会に対して果たすべき使命や存在意義を、簡潔かつ明確に表現したもの

・クレド:企業の従業員が共有すべき価値観や行動規範を、より具体的に定めたもの

・行動指針:経営理念やクレドに基づき、従業員が日常業務において具体的にどのように行動すべきかを定めたもの

 

2. それぞれの役割

経営理念:企業の方向性を示し、意思決定の指針となる従業員に一体感を生み、組織の士気を高める顧客や取引先、社会に対して企業の姿勢を伝える

 

クレド:従業員が共有すべき価値観や行動規範を明確にし、倫理的な行動を促進する採用や人事評価の基準となる顧客や取引先との信頼関係を築く

 

行動指針:経営理念やクレドを具体化し、従業員の日々の行動を導く研修や教育の教材となる業務の効率化や品質向上に貢献する

 

3. 関係性

経営理念は、クレドと行動指針の土台となるものです。クレドは、経営理念をより具体化し、従業員の行動規範として定めたものです。行動指針は、クレドに基づいて、従業員が日常業務において具体的にどのように行動すべきかを定めたものです。

 

4. 活用方法

経営理念:社内報やホームページなどで公開し、従業員に浸透させる経営会議や研修などで経営理念を共有し、意思決定に反映させる顧客や取引先とのコミュニケーションの中で、企業の姿勢を伝える

 

クレド:採用パンフレットや社員証に記載し、従業員に周知徹底する研修や教育の中で、クレドに基づいた倫理的な行動を指導する顧客や取引先とのコミュニケーションの中で、企業の価値観を伝える

 

行動指針:マニュアルやハンドブックを作成し、従業員に配布する研修や教育の中で、行動指針に基づいた具体的な行動を指導する業務の評価や考課制度に反映させる

 

5. それぞれの違いを踏まえた活用

経営理念は、企業全体の方向性を示すものであり、長期的な視点で活用することが重要です。クレドは、従業員の行動規範として活用することで、企業文化の醸成に貢献することができます。行動指針は、日常業務における具体的な行動を定めるものであり、短期的な視点で活用することが重要です。

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