Kyoto Office
〒616-8122 京都府京都市右京区太秦井戸ケ尻町21-10
y.morita@careerleadership.jp
このゲームは個人が充実した人生を歩むことについて考えて頂くために作られました。
「充実した人生」とはどんなものでしょうか?
このゲームではそれを自分なりに見つけるヒントを探します。
ゲームを通じて個人が主体的に「3つの通貨(時間、才能、お金)」の使い方を意識し、生き方や働き方について気づきを得ることをめざしています。
人生充実ゲームのポイント
・時間をお金に換える=働く
・時間を才能に変える=才能を磨く
・時間をチャンスに変える=チャレンジする
・お金は日々の生活費
・お金は日々を充実させる
・お金を才能に変える
・お金を時間に変える
・磨いた才能はチャレンジすることで価値
を生み出せる
・才能を活用することでより多くのお金を稼げる
・才能を活用することで更に才能を伸ばせる
・才能を活用することは社会のためになる
1. リソースの有限性と配分の最適化
このゲームの核となるのは、才能、時間、お金という限られたリソースをいかに効果的に配分するかという点です。才能(スキル・特性): プレイヤーは自分の「才能」をゲーム内でどのように使うかを選択します。例えば、「コミュニケーション能力」を人間関係構築に使うか、ビジネスでの交渉に使うかなど、才能の活かし方によって得られる結果が変わることを示唆します。才能を磨くための「投資」(時間やお金)の概念も組み込めます。
時間: 人生において最も有限で不可逆なリソースである「時間」の重要性を強調します。仕事、趣味、学習、休息、人間関係など、時間の使い道が人生の満足度にどう影響するかを体験的に学びます。
お金: お金を稼ぐ、使う、貯める、投資するという基本的な経済活動を通じて、お金が人生の選択肢を広げたり、逆に制約したりする側面を理解できます。
2. 選択と結果の可視化
プレイヤーが行った選択(才能、時間、お金の使い方)が、短期的な結果だけでなく、長期的な「人生の充実度」にどう影響するかをゲーム内で可視化することが重要です。
3. 価値観の明確化と優先順位付け
ゲームを進める中で、プレイヤーは無意識のうちに自分の価値観に基づいて選択を行います。何を優先するか(キャリア、家族、自己成長、社会貢献など)によって、ゲームの展開や最終的な充実度が変わるように設計することで、自身の価値観を深く考えるきっかけを提供します。
4. 予期せぬイベントとレジリエンス
人生には予期せぬ出来事がつきものです。不測の事態にどう対応するか、限られたリソースの中でどう「レジリエンス(回復力)」を発揮するかを体験できます。例えば、病気による時間的制約、経済的損失、あるいは予期せぬ幸運など、現実世界の要素を反映させることで、柔軟な思考と適応能力の重要性を学べます。
ゲームを通じて受講者が気づき、学べる点
1. 自己理解と価値観の明確化
「自分にとっての充実とは何か?」:ゲーム内の選択を通じて、自分が本当に何を大切にしているのか、何に価値を見出しているのかを具体的に認識できます。リソース配分の癖の発見:無意識のうちに特定のリソース(例えば、お金ばかり、時間ばかり)に偏った使い方をしている自分の傾向に気づけます。
2. 時間とお金の感覚の醸成
時間の有限性と非可逆性:一度使った時間は戻らないという事実をゲームを通じて体感し、いかに時間を有効に使うべきかを深く考えます。お金の多面的な価値:お金が単なる「消費」のツールだけでなく、「投資」「経験」「安心」など様々な価値に変換できることに気づけます。
3. 長期的視点と戦略的思考の重要性
目先の利益と将来の利益のバランス:短期的な満足だけを追求するのではなく、長期的な目標達成や充実のために、今何をすべきかを戦略的に考える力が養われます。トレードオフの理解:何かを選ぶことは、同時に何かを諦めることであるという「トレードオフ」の概念を理解し、その中で最善の選択をするための判断力を磨きます。
4. 他者との相互作用と多様な価値観の受容
共感と学び:他のプレイヤーの選択や結果を見ることで、自分とは異なる価値観や人生設計があることを知り、共感したり、新たな視点を得たりできます。協力と競争のバランス:協力したり、時には競争したりする中で、現実世界での人間関係の複雑さと、その中での最適な振る舞いを学べます。
5. 人生設計への主体性
ゲームはあくまでシミュレーションですが、この体験を通じて、自分の人生は自分でデザインできるという主体的な意識が芽生えます。ゲームで得た気づきを現実の生活にどう活かすか、具体的な行動変容に繋げるための内省を促すことができます。
このボードゲームは、受講者が楽しみながら自己理解を深め、人生をより豊かにするための実践的な視点を得られます。ゲーム終了後に、参加者同士で「もし現実ならどうする?」といったディスカッションの時間を設けることで、学びをさらに深めます。
「人生充実ゲーム」の実施要件
・参加人数:4名~8名(最大)/回
・所要時間:3~4時間
・対象参加者:若手層社員~ベテラン層社員(混在可能) ※人生の充実を時間、才能、お金を使い方の考え方を学習したい方